★ 1999年 流星群ミニメモ ★
今年の主な流星群について以下にまとめましたので、参考にしてください。 |
1月4日 12:00 ★ しぶんぎ座流星群極大 ★ <おすすめ> 極大時出現数:1時間に20個 別名はりゅう座ι(イオタ)流星群。この流星群は、出現がわりと安定している、いわゆる「3大流星群」の一つです。輻射点は北斗七星の柄の先あたりです。 母彗星はマックホルツ第一彗星。 ところが、今年は満月に近い月が一晩中出ているので、かなり観測はしづらくて残念です。ちなみに私は観ませんでした。 |
4月23日 1:00 こと座流星群極大 極大時出現数:1時間に8個 3大流星群に比べたら、だいぶ見える数は少ないながらも、そこそこ見えます。 たまに通常の5倍から10倍の突発大出現をすることがあるようです。1980年、1982年、1991年にあったそうで、今年はどうでしょうか。 母彗星は、サッチャー彗星。 半月(上弦)が0時42分に沈むので、観測は十分に可能です。 |
5月6日 0:00 みずがめ座η(エータ)流星群極大 極大時出現数:1時間に6個 かの有名なハレー彗星が母彗星。 そこそこ見えるはずではありますが、明るい月が一晩中出ているので、非常に観測はしづらいです。 |
7月30日 みずがめ座δ(デルタ)流星群極大 極大時出現数:1時間に4個 ちょっとしか見えないのに加えて、これまた満月に近い月が一晩中出ています。観測はしづらいです。 ちなみにこの日の2日前には部分月食があります。 |
8月13日 3:00 ★ ペルセウス座流星群極大 ★ <おすすめ> 極大時出現数:1時間に50個 3大流星群の一つです。母彗星はスイフト=タットル彗星。 月は新月に近く、しかも20時までに沈むので、条件はかなり良いです。 ぜひ見に行きましょう。夏の夜はそれほど寒くなくて良いですし。 |
10月9日 10:00 ジャコビニ流星群極大 極大時出現数:1時間に1個 別名:りゅう座γ(ガンマ)流星群。母彗星は、ジャコビニ=チンナー彗星です。 アストロ球団でお馴染みの流星群ですね。昨年は13年ぶりにたくさん観測されたそうですが、今年はダメだと予想されています。 新月なので、観測条件はいいのですが。でもひょっとして・・・? ちなみに、次回ピークは2011年です。そんなに待てない? |
10月21日 22:00 オリオン座流星群極大 極大時出現数:1時間に10個 母彗星はハレー彗星。極大日前後数日間は同じくらい出現するそうです。 そこそこ見えるはずですが、月は明るく、1時27分まで沈まないので、観測条件はいまいちです。 |
11月6日 22:45 おうし座南流星群極大 極大時出現数:1時間に3個 母彗星はエンケ彗星。 ちょっとだけ見えます。 新月に近く、何よりも、夜は月が出てこないので、条件はいいです。 |
11月11日 19:40 おうし座北流星群極大 極大時出現数:1時間に3個 母彗星はエンケ彗星。 おうし座南流星群同様、ちょっとだけ見えます。火球も多いとのこと。 新月に近いです。ちなみに、この日の月は地球から最も遠く、その距離は406216kmとなります。 |
11月18日 14:00 ★ しし座流星群極大 ★ <おすすめ> 極大時出現数:1時間に120個 98年は33年ぶりの流星雨が出現するかと期待されましたが、前評判の割にイマイチでした。極大予定時刻がズレて、ヨーロッパでたくさん見えたようですね。母彗星はテンペル=タットル彗星。 99年はどうかというと、残念ながら月は割と明るいです。沈むのが0時12分なので、それ以降なら観測OKです。ちなみに日の出は6時19分です。 流星雨になる可能性はこの年もまだありますから、ちょっぴり期待して行くべし! でも、極大予定時刻は真っ昼間・・・。 まあ、予定時刻は得てしてズレるものなので(最大20時間ほど)、うまいことズレてヒットすればよいのですが。 |
12月14日 20:00 ★ ふたご座流星群極大 ★ <おすすめ> 極大時出現数:1時間に60個 3大流星群の一つです。母彗星(母天体)は 小惑星パエトン。 月は半月よりは暗いです。そして、21時過ぎには沈みますので、観測は十分可能です。この時期は夜が長いので、長時間観測できます。98年は期待していなかった割に、なかなかよかったです。 ちなみにふたご座流星群は将来的には軌道がだんだんずれてきて、いずれは流星が見えなくなってしまうそうです。 |
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