アイスクリームは好きですか? 私は好きです。 ラーメンは好きですか? 私は好きです。 それら好きなもの同士を混ぜたら、とてもゴキゲンな食べ物になるだろうという、極めて短絡的な思考に基づいた企画が「ラーメンフロート」です。 なにしろ、好きなもの2種類が同時に楽しめるんですから、もう最高ですね。 主食とデザートが同時に味わえるあたり、時間に追われる現代人にピッタリと言えるでしょう。 この企画には、ラーメン好きであり、私と同じMJマインドを持つS君が共謀してくれました。 というわけで、北海道に行った際に、安達太良サービスエリアでラーメンとアイスクリームを注文したのです。 コンバインOK、コンバインOK。 ラーメンとアイスの脳波は見事に同調し(←私の想像)、ここにラーメンフロートは大衆へその勇姿を晒したのです。 どちゃっ。 ![]() そしてS君と私は、次回予告のサザエさんの如く、おもむろにジャンケンをします。 ジャンケンポン!おほほほ。 ああッ、残念! 私はジャンケンで負けてしまったのです。 食べる権利はS君に行ってしまいました。S君、大喜び。 でもなぜか、S君は心の底から喜んでいるようには到底見えませんでしたが、それはおいといて、食べろ、ホラ。 ズルズルズル。 ![]() S君は只者ではありません。この男、徹底的に負けず嫌いなのです。 終始一貫して「おいしい、おいしい」と言いながら、ラーメンフロートを見事に食べ終わったのでした。 実は私も途中で一口食べたのですが、予想通り、まずいです。 (さっきと言っていることが矛盾しているような気がしますが、気にしないでください) アイスはラーメンスープで半端にしょっぱくなり、ラーメンスープはアイスのせいで半端に甘くなり、ケンカをはじめます。そして、お互いの温度の違いがバトルを繰り広げ、最終的には「中途半端にヌルい」という最悪の妥協点を見出すのです。 でも、吐くほどまずいわけでもないので、いまひとつ面白くありません。 つまり、この実験は失敗したわけです(笑)。 S君、ゴメンな。 さて、お話は変わって、先日清里で見つけた珍しいソフトクリームを紹介しましょう。 残念なことに夜遅かったので、看板だけの紹介になりますが。 えー、清里といえば、オシャレな避暑地であります。 そして、あちこちの牧場ではソフトリームを売っていたりします。 私は「清里かんとりーくらぶ」なる土産物屋に、気になるソフトクリームの看板を見つけました。 人は誰しも、ソフトクリームを見て、ある種の連想をします。 しかし、それをそのまま商品化しようなどというアホな考えは持ちません。 なぜなら、ソフトクリームにとって、マイナスイメージでしかないからです。 でも、現実にそれをやっちゃった人がいるのです。 それは、こんな看板でした。 ![]() アラレちゃんも大喜びですね。 商品化したあんた、アホだろ? 夜遅いためにその店は閉まっており、本物を食べることができません。 こんなに悔しいのは久しぶりでした(笑)。 そこで、近くの別の土産物屋の店番をしている子供から情報収集したところ、その「ク・ソフト」について以下の情報が得られました。 (1)白い便器の形をしたプラスチック製の特別な入れ物に入っている (2)アイスはチョコレート風味 (3)やたらと量が多い (4)1個500円 やたらと量が多いあたり、いやがらせ精神満タンの、素晴らしいアイスと言えるでしょう。 次回そこへ行ったら、絶対に食べなくては! 私は、挑戦的なク・ソフトの看板に向かって、そう決意したのでした。 今回の結論; バカは清里にもいる。 |
2000/8/2 no-be-