ゴキゲン主食メニュー


主食をおかずに、主食を食べよう!
それが今回の企画です。

「やきそばパン」は日本が誇る主食メニューですが、それに劣るとも勝らない、2つのスーパーメニューを考案しました。


まずは、ライスサンド

サンドイッチのに、ご飯を使ってみようと思います。

ライスサンドの材料

人間がまずいと感じる食べ物の一つは、「味のない食べ物」だと思います。
これはパンとご飯ですから、味がないですよー。

ライスサンド作成中
もちろん、バターとかジャムとか、そういう美味しいものは塗りません。
パンとご飯のみ、直球勝負です。


で、完成しました!!

ばばーん。

これがライスサンドだッ!

はい、これがライスサンドでございます。
そのまんまですね。

もともとは、友人の春巻先生が夕食を買いにコンビニに行ったのが始まりでした。
貧乏な清貧な生活を貫く春巻先生の夕食は食パンでした。
親切な私は、彼に具をプレゼントすることにしたのです。
(ジャンケンで勝った私は、具を無理やりご飯にすることに成功)

で、それを食べる春巻先生。

ライスサンドを食べる春巻先生

いやもう、予想通りの味です。
味なんてパンとご飯以外の何者でもありません。
味のない食べ物を延々とたいらげるのは、とてもしんどい作業です。

ちなみに、ご飯にはもともと梅干が入っていましたが、その梅干自体はライスサンドには入れませんでした。
味のないライスサンドを延々食べている春巻先生。彼は、その梅干の味がわずかに付着したご飯に当たったとき、ほんのわずかの塩味に感動したそうです。「味があるよ!」








残る主食メニューは、うどん丼

ライスサンドの企画をしたあと、主食メニューの可能性を話していたら、春巻先生が考案しました。
ズバリ、うどんが乗っているどんぶりメシです。
どちらかというと「うどんドン」という語呂のよさが採用の決め手となりました。
(このほか「チャーハンごはん」も案として出されましたが、インパクトがないので不採用)

うどん丼材料

汁つきのうどんでは、うどんライスになってしまい、おいしくなってしまいます。
ですから、当然ながら味付けは一切なし。
ただのご飯の上に、ただのうどんを乗せただけです。


で、完成しました!!

ばばーん。

これがうどん丼でございます

私は、じゃす吉くんに「夕食おごるけど食べない?」と言ったら「食べます」と答えたので、ご馳走しました。

うどん丼を食べるじゃす

ズルズルとうどん丼を食べるじゃす吉くん。
これも味がなくてツラいです。
しかも量が多い。
(私はわざと、ご飯の大盛りを買ってきちゃったりして)


うどん丼は残りわずか

じゃす吉くんは、かなり食べたところで、
「何か飲み物・・・」
と言いはじめました。

まずいので、唾液が全然出ないのでしょう。

たまたま、買ってあったのはカルピスでした。

カルピスパーラー

「そのカルピスをご飯にかけるの?」
「本当?」
「すごーい」
世論は恐ろしいもので、いつの間にか、そのカルピスをかけることをじゃす吉くんに義務付けてしまいました。(私のせいじゃないです)

ドボドボ・・・

かけてみよう

こんなんなりました。

紫色の憎いヤツ

いつの間にか、趣旨が違ってきております。

食べ終わったぁ

じゃす吉くんは「味覚が破壊された男」として名を馳せており(いやな馳せ方ですが)、ものともせずにたいらげてしまいました。恐るべし。


今回の結論;
 主食だけで食べるものではありません。(ええもう、初めから分かっていた結論ですとも)



  2002/11/4 no-be-