おまるでカレー

おまるでカレー


以前、「ク・ソフト」なる妖しいソフトクリームの容器でカレーを食べるという企画をやりました。

それがちょっぴりエスカレートするとこうなる、という企画です。

題して、おまるでカレー

文字どおり、おまるカレーを入れて食べるのであります。

本当は便器にカレーを入れて食べるのが一番インパクトがあるのですが、使い古しの便器を使用すると、色々な微生物やら菌がいらっしゃって、生命が危険にさらされるので、せめて新品を使いたいところ。
しかしながら、こんなアホな思いつきのためだけに便器の新品を買うには予算が足りなかったため、もう少し安いおまるを買ってきました。


こちらがそのおまる。
できるだけ子供っぽいものをチョイス。

アンパンマンおまる


ちなみにこのおまるには、ボタンを押すと音が出る機能があります。
アンパンマンおまる


この企画には全く必要ないのですが、ついつい機能豊富な方を買ってしまう私。
ボタンによってはアンパンマンマーチが流れたり、アンパンマンが「じょうずにできたね」とか「えらいえらい」とか喋ったり、ジャーッと水の流れる音がしたりします。


ちなみに、子供がまたがるとこんな感じ。↓(パッケージより)

パッケージ



さて、ではさっそくカレーを入れてみましょう。
(私は意気地なしなので、便器の中にサランラップを張りました)

ぐえっ
ゆるめです。
なんか、子供がこのおまるにまたがったパッケージを見た直後だと、気分はひとしおです。

おそらくあのパッケージの子供は1歳か2歳なんだろうけど、子供のくせに量が多いじゃないのさ!
(註:別にその子がしたわけではない)


気を取り直して、カレーを食べます。

カレーを・・・

相変わらず複雑な気分です。

前回のク・ソフトと同様、確かにカレーの香りがしますし、カレーの味がします。
食べているのは間違いなくカレーです。
ところが、やっぱり食べていて大変不愉快なのであります。なんかタブーを破って人外への道を進んでしまったような気分なのであります(泣)。



ゆ、指についちゃった!

うわっ、指についちゃった!

・・・いや、カレーだから別にそんなに狼狽する必要はないんだってば。



意味もなくV3の歌が脳内に流れます。

敵はぁ〜、地獄のぉ〜、スカトロン〜 ※意味不明



色々と心に去来するものもありましたが、そんなこんなで完食。

(ヤケ気味に)ごちそうさまでした!
ごちそうさま





企画が終わって、片付けようとするとき、ふと我に返ります。
「・・・しかしまぁ、いい大人が何をやってんだろう」

そんなとき、アンパンマンのパーツを分解しようとした際に、ボタンに手が触れたのです。

次のようにアンパンマンは喋りました。

アンパンマン

「えらいえらい」

なんか妙にしゃくにさわりました。



今回の結論;
 よい子のキミたちは、カレーはちゃんとカレー皿で食べようね。






  2005/4/6 no-be-