あごはずれバーガー

マックグルメ!<後編>
“あごはずれバーガー”


最もぜいたくなハンバーガーを食べてみたい。と、誰しも思うことでしょう。
そんなあなたに代わって、私が実験してみました。
マクドナルドのメニューには普通のハンバーガーに始まりビッグマックやチキンタツタなどたくさんありますが、それらの具を全部はさもう、というのが今回のレシピです。
それらの内訳としては、
(1)ハンバーガー
(2)チーズバーガー
(3)ダブルバーガー
(4)ダブルチーズバーガー
(5)フィレオフィッシュ
(6)てりやきマックバーガー
(7)チキンタツタ
(8)ビッグマック
 ・・・です。具の枚数にして11枚。これは単純に贅沢なハンバーガーです。
ダース・バーガーに比べてバラエティーに富んでいるので、食べていて楽しいと思いますが、なにしろ量が多すぎて、途中で気持ち悪くなって吐いてしまうかもしれません。それが欠点ですね。
では、写真をどーぞ!


はい、ダースバーガーよりもさらに高くなってしまいました。全然口に入りきりません。バランスが安定せず、グラグラしています。我々はこのバーガーに「あごはずれバーガー」という名前をつけました(異存はないでしょう?)。
ちなみに値段はというと、それら全てを合計すると1790円(+消費税)ということになります。個人的には予想よりも安かったです。でも、全部食べきるのは辛いでしょう。
いずれにせよ、これも「大バカ」ですね。


今回の結論;
 「邪道も極めると王道になる」・・・それはウソだ。「極めた邪道」だ。



<おまけ>
これまでの実験では、余った材料を利用して、上記以外にもバカなバーガーをつくっています。
ピクルスバーガー:
大量に余ったピクルスをすべてかき集めて、1組のバンズにはさんだものです。ええ、酸っぱくておいしくないです。ピクルスはどうがんばってもメインになれない事がよくわかる、憂いを含んだハンバーガーです。
パンバーガー:
大量に余ったバンズをすべてかき集めて、1組のバンズにはさんだものです。要するにすべてパン。言うなればチャーハンをおかずにライスを食べるようなものです。チキンタツタ用バンズにわずかに貼り付いていたキャベツが唯一のオアシスであるところが、もの悲しさを誘うハンバーガーです。
どなたか、面白いハンバーガーを考案した人は教えて下さい。



  1999/05/21 no-be-