マックのドリンクを混ぜてみる

６月頃。もうじき夏になろうという、何気に蒸し暑い日の事です。 はづきさんという方から、ウチのホームページの感想メールが届きました。 聞いて下さいッ！！マクドナルドの邪悪なメニューを考えました〜！！ っていうのも、全部の種類のシェイクをごっちゃごちゃに混ぜるんですね。 夏向けで。名づけて。グレイトフローズンっ！！ つーのはありきたりですか（笑）？ はい。つまんない提案しちゃってすいません（笑）。 ドリンクを混ぜる企画はこれまで考えないでもなかったのですが、現実にリクエストをいただいたことですし、「グレイトフローズン」という名称が妙に心に残ったこともありまして、実験を開始しました。 ひさびさのマックグルメシリーズのネタであります。 まずはマクドナルドへ材料を揃えに行きます。 はづきさんのメールでは「全部の種類のシェイクを混ぜる」とありますが、私はシェイクだけで終えるつもりはありません。 当然ながら店で売っているコールドドリンク１２種類全てを購入しました。 メニューの上から順番にとめどもなく注文する私に、店員は「え？え？」状態。 最近はこの店員の反応を見るのが楽しみの１つになってきております。 とりあえずはお題目の「３種類のシェイクを混ぜるグレイトフローズン」をつくってみましょう。 わざわざ買ってきた巨大ジョッキに、３種類のシェイク（バニラシェイク、チョコシェイク、イチゴシェイク）をドボドボと注いでいきます。 白と茶とピンクが混じり、微妙に赤みがかった灰色になっていきます。 それでは飲んでみましょう。 なんとなく、３つを混ぜた味って予想つくんですけどね・・・ どぼどぼどぼ・・・ ゴクリ・・・ ・・・ ああっ、やっぱり予想通りの味！！！ 当然なのですが、まさに「バニラシェイク、チョコシェイク、イチゴシェイクを混ぜた味」です。 バニラベースにチョコとイチゴの風味がします。 誰でも容易に想像できる味です。 目的は達成したものの、なんか悔しいです。 では、次の段階へ。 以下の１２種類のドリンク全てを混ぜたものをつくりましょう。 ラインナップは以下の通りです。 　・バニラシェイク 　・チョコシェイク 　・イチゴシェイク 　・コーラ 　・スプライト 　・ファンタグレープ 　・１００％オレンジ 　・アイスコーヒー 　・アイスティー 　・ミルク 　・カフェオレ 　・壮健美茶 シェイクをみんなでガボガボ飲んで減らした上で、ドリンクを次々と、じょろじょろ注いでいきます。氷が落ちないようにフタで押さえつつ。 名づけて、「マック・コールドブレンド」。 （ネスカフェみたいな名前であります） 混ぜたものは、こんな感じになります。 炭酸が混じるため、妙に泡だっています。 色はシェイク系の灰色が強く（１２分の３を占める量ですから）、それに他のドリンクの色がうっすらと影響する、というレベルです。 味については、シェイクの乳製品系の味が強いながらも、コーヒーやお茶やオレンジなどの風味が見え隠れします。 最初の一口の第一印象はシェイクのような半固体状のように感じますが、少しすると割とゆるいことが分かります。 違和感があって、地味にまずいです。 というよりも、私はコーヒーが嫌いなので、それが入っているだけでダメなのですが。 ちなみに、時間が経つにつれ、成分が分離してきました。 実験は終了したものの、この味は十分予想の範疇。 正直、今ひとつ驚きに欠ける調査ではありましたが、目的は無事達成しました。 問題は、この大量の飲み物を飲み干さなければならないことであります。 飲食物は無駄に残してはいけないのです。 「さあ、撮影終わったから、みんなで飲もう」 と、友人に依頼したところ 「なんか、予想通りの味なんでつまんない。飲みたくない」 「俺もいい。さっきさんざんグレイトフローズン飲んだし。そっちで何とかして」 ・・・ な、なんじゃとーーー！？（号泣） 今回の結論； 　泣きながら飲みましたとさ。　　つづくかも。