キャラクター香水


先日、モノ・コムサを通りかかったら、キャラクター香水(3900円)が売っていることに気が付きました。
キャラクター香水とは、アニメやマンガに出てくるキャラクターのイメージを香水にしたものです。
例えば・・・

キャラクター香水
「ルパン3世」峰不二子の香り

オトナのお色気をふりまくキャラの第一人者の1人である
不〜二子ちゃんをイメージした香水。
さぞアダルトな香りがすることでしょう。



とまあ、こんなシリーズです。
では、それ以外のラインナップを見てみましょう。



キャラクター香水
「白鳥麗子でございます!」白鳥麗子の香り


キャラクター香水
「OLヴィジュアル系」桜田門真恵の香り



このあたりも香水が似合うキャラですね。

ところが、だんだん「?」と言いたくなってくるような
ラインナップになってきます。



キャラクター香水
「銀河鉄道999」メーテルの香り



メ、メーテル?
まあ、確かに香水つけててもおかしくないんだろうけど・・・



キャラクター香水
「サーキットの狼」早瀬ミキの香り



サーキットの狼・・・?
要するに、古い層もターゲットにしようというわけですかね?
でもなんでサーキットの狼・・・?



キャラクター香水
「ふしぎなメルモ」メルモの香り



メ、メルモちゃん???
誰の趣味なんでしょーか?
この香水だけは趣旨が理解できません。





ところで、私もキャラクター香水を4つほど考えてみました。
どこかのメーカーさん、商品化してみませんか?


その1:
キン肉マンの香り
・・・私がキン肉マンに抱いているイメージは、牛丼が大好きで、汗臭いプロレスをして、ときどきおならで空を飛ぶ(初期の頃ですが)。
というわけで、「男の汗の臭い+牛丼の臭い+メタンガスの臭い」を混ぜたフレグランスを発売してみましょう。いい香りのイメージが皆無です。
なお、抱き合わせで「ベンキマンの香り」を商品化すると、ピンポイントで強烈です。


その2:
いなかっぺ大将の香り
・・・垢抜けない田舎臭さ。
大ちゃんは柔道をしており、ときどきドバッと丸裸(ふんどし一丁)になりました。
というわけで、「着古した柔道着の臭い+はき古したふんどしの臭い」でいかがでしょうか。それ以前に、「いなかっぺ」という単語が、香水購買層が望むイメージと真っ向から対立します。


その3:
フランダースの犬の香り
・・・単に「フランダースの犬」という番組名を聞いて「臭い」というイメージを持つ人は殆どいないと思いますが、よーく考えると、実はかなり臭いと想像されます。
ネロの愛犬パトラッシュは、所詮は犬畜生ですから、要するに動物園の臭いです。そして主人公ネロは風呂にも入れず服も同じものを着たきり雀で、ホームレスに近い臭いがすると考えられます。
「動物園臭+ホームレス臭」・・・なにげに最悪です。


その4:
ねずみ男の臭い
・・・不潔が頭巾をかぶって歩いているようなものです。
作品中でも、その臭いは人間を気絶させてますし、妖怪「さら小僧」にねずみ男の服をかけたら、あまりの臭さに気が狂ってしまいました
様々な腐敗臭に加えて、相当なアンモニア刺激臭が含まれていると思われます。香水としてのイメージの悪さは最大級でしょう。
しかしながら香水としての許容範囲を完全に振り切っているので、これはこれで別の用途に使えそうです。というよりは、ねずみ男の臭いを再現するということは、化学兵器を開発することと等しい気がします。


今回の結論;
 ところで、設定では、不二子ちゃんが愛用しているのは、「香水シャネルNo.5」だったような気がするのですが、気のせいでしょうか。



  2002/12/23 no-be-