おもちゃのカンヅメ完結編!
(時のカンヅメ)


これまでのあらすじ

筆者は、森永チョコボールを100箱買って、おもちゃのカンヅメ「過去缶」「未来缶」の両方をゲットし、これでコンプリートしたと確信した。
ところが、それだけでは終わっていなかったのである。 さらに「時のカンヅメ」というものが存在し、それぞれのおもちゃのカンヅメに入っている応募券を2枚集め、それに加えてエンゼル(金なら1枚、銀なら3枚)を送るともらえるという。
そして、筆者は最後の戦いに挑んだ。



まずは、チョコボールを買ってきます。
バカ企画の共同実行人である友人Kが、量販店のロヂャースで、いちごのチョコボールをパック買いしてきてくれました。これで3パック、つまり60箱をゲット。

ドドォォォンの60箱いちご

さて、我々は、集計を始めました。
ひたすら箱を開けて、くちばしの確認をします。
前回は100箱中、金のエンゼルが1枚、銀のエンゼルが5枚でした。
ところが、今回はなかなか大漁。60箱しかないのに、金のエンゼルが1枚、銀のエンゼルが5枚をゲットできました。 いちごがよく当たるということはないと思いますので、単に運が良かったのでしょう。

だぁれもいないと思っていても、どこかにどこかにエンゼルがぁ〜

実際にはあと銀が3枚あったような気もするのですが、はずれとごっちゃになってしまい、紛失してしまいました。ああ、もったいない!

もう食べたくない・・・

ちなみに、チョコボール自体は、イヤになるまでさんざん食べても、まだ大量に残っています。結局、ジャンケンで負けた友人Kが持って帰り、責任を持って胃の中に収めました。



さて、エンゼルをゲットしたところで、時のカンヅメを応募します。
時のカンヅメと聞くと、時計のように想像しがちですが、それは違うとのこと。
一体なんなのだろうと考えつつ、届くのを待ちます。

時のカンヅメ箱

さて、投函してから、2週間弱でブツが届きました。
右側に比較用に置いた未来のカンヅメと比べてだいぶ大きいです。

箱にストーリー風なものが書かれていました。
これは、遠い海の浜辺に打ち上げられた缶詰だそうです。
この缶詰の中の世界は、キョロちゃんが「時の流れの柱」を囲みながら踊る、過去とも未来ともつかない「時間の源」だそうです。
この光を見つめていると、なぜだか時が止まってしまっている不思議な気分になるとか。
ふーむ。

注意:
当コンテンツは「バカ写真ギャラリー」と銘打ってありますが、「時のカンヅメ」は破壊力が極めて小さく、あまりバカ写真ではないのでご注意ください。まあ、知的好奇心を満足させるかもしれませんが。

時のカンヅメ

開封してみると、こんな感じの円柱が。
まるで山本山の海苔の缶みたいです。
さらに開封してみましょう。

時のカンヅメスイッチオン

これはどうやら電池で動くようです。スイッチがついています。

さっそくスイッチを入れてみると、電子音が流れました。(曲名は知りませんが、原宿キディランドが閉店する際に流れる音楽です)
中央の円柱には時間をモチーフにした絵が光って回転しながら映り込み、同時にてっぺんのオブジェがカラフルに色を変えながら光ります。部屋を暗くするとキレイです。
また、周りのキョロちゃんはそれぞれ、くるくると回転します。
しばらくすると音楽が変わり、キョロちゃんは逆回転します。


以上が、時のカンヅメの全貌です。

ここで「それだけ?だから何なの?」と言ってはいけません。っていうか、お願いですから言わないでください。私も言いたいのをガマンしているんですから(泣)。
160箱もチョコボール買って、あごが痛くなるほどチョコボールを大量に食べて、もう見るのもイヤになって・・・その挙句が、悪くもないけど良くもない、中途半端なアイテム。
とにかくこれが、トータルで金のエンゼル3枚相当が必要な「時のカンヅメ」なのです。


そういえば、時のカンヅメのストーリーの最後の一文に、こう書いてありました。

この光を見つめていると、なぜだかわたしの時が止まってしまっている不思議な気分になる。

私は、スイッチを入れて一通り機能を確認し終わったあと、「がびーん、ハンパすぎて全然オチがつかない・・・」としばし放心状態になりました。
確かにこのとき、私の時は止まっていました


今回の結論;
 でも、もうこれで、私は森永チョコボールを買わなくていいんだー!



※関連情報「森永チョコボールのエンゼル判別マル秘テク」を、近日中に「雑文トラッシュボックス」にアップする予定です。この知識があると、かなりの確率で、買う前にお店でエンゼルがある当たり箱とはずれ箱を見分けることができるようになります。



  2001/5/29 no-be-