私は最近AF一眼を買ったので、写真撮影を趣味に加えました。 シャッター速度がどうの、露出がどうの、被写界深度がどうの、とカメラマン気取りでいたのですが、同時期にこの「バカ写真ギャラリー」ページを立ち上げたのが運のツキ。まともな写真を撮らずにどんどん邪道写真ばかり撮るようになりました。 (というか、私がまともな写真をホームページにアップしたところで、誰が喜んでくれるというのでしょう) で、こうなるとヤケクソで、さらに邪道な一歩を進めることにしました。 それがこの、「立体写真」です。 そういえば、一昔前に「ステレオグラム」なるものが流行りましたが、覚えていますか? さて、2枚の画像を裸眼立体視で立体に見る方法には、「平行法」と「交差法」の2種類があります。 平行法は、左目で左の画像を見て、右目で右の画像を見る方法です。 目の焦点を合わせずにボーッと前を見た状態に近いです。 2つの画像の真中に定期券などを立ててしきりをして、強制的にそれぞれの目で画像を見るようにするやり方もあります。 交差法はその逆で、左目で右の画像を見て、右目で左の画像を見る方法です。 「寄り目」の状態に近いです。 指を両目の間に近づけて寄り目状態にし、それを固定したまま指をどけて画像を見るというやり方もあります。 以下に、練習用の画像を用意しました。 各画像の上部にあるピンク色の丸印が一致するように、「平行法」ないし「交差法」のいずれかの方法で見てください。 成功すると画像が3枚見え、その中央にある画像が立体に見えているはずです。 その画像の「平面」と書かれた文字を基準に焦点を合わせてください。 ![]() ![]() 立体に見えましたか? 「平行法」と書かれた文字が手前に浮き出ている場合、あなたは平行法で見えています。そして「交差法」と書かれた文字が手前に浮き出ている場合、あなたは交差法で見えています。 ちなみに、平行法で見るために用意されたステレオグラムを交差法で見ると、立体感が逆に見えます。すなわち奥にあるはずのものが手前に見えたりするので、違和感のある映像になります。そして、交差法用のステレオグラムを平行法で見た場合も同じく逆になります。 私は平行法が得意で、一瞬で合わせられるですが、私の周りには交差法が得意な人が多いようです。 できた人は、「立体写真アルバム」にて、立体写真の裸眼立体視に挑戦してみてください。 「平行法」と「交差法」両方を用意しましたので、どちらかやりやすい方法で立体視してください。また、お手元のパソコンの画面の大きさ&解像度も考慮して、画像サイズも大小2種類用意しました。 それでは、お楽しみください。 |
1999/06/16 no-be-