犬戦略

犬 戦 略
〜笑える単語遊び〜


点を1つ加えるだけで笑える単語ができあがる一人遊びを紹介します。

名づけて、「犬戦略」

遊び方は簡単です。この世の中には「」という漢字がつく言葉は溢れるほどありますが、その「」を「」に置き換えるだけ。すると、笑える単語に早変わりします。
ただそれだけですが、たまに破壊力抜群の単語が生成されます。
とりあえず、日常で見た単語をかたっぱしから犬変換してみましょう。

<例>
・大学生→犬学生
犬の中にも勉強熱心なヤツがいるに違いありません。
・大入り袋→犬入り袋
妙に重たい。大入り袋だと思って開けたらびっくり!
・ドリフ大爆笑→ドリフ犬爆笑
犬向けのお笑い番組。やるな、ドリフ!
・大恋愛→犬恋愛
甘いロマンスの香りがブチ壊し。単なる動物の発情期か?
・大山のぶ代→犬山のぶ代
南総里見八犬伝に出てくる八犬士の新メンバー。
・大文字の送り火→犬文字の送り火
学生がいたずらして火を付けて、本当に犬文字にした事があるらしい。
・アンドロメダ大星雲→アンドロメダ犬星雲
宇宙は広いから、なんでもアリでしょ。
・肉屋の大売り出し→肉屋の犬売り出し
ちょっと待って。あんたの店は犬の肉を売るんかい?
・アメリカ大統領→アメリカ犬統領
実力主義のアメリカならでは。やっぱり進んでますね。
・踊る大捜査線→踊る犬捜査線
♪犬の〜おまわりさん。
・大化改新→犬化改新
645年に中犬兄皇子による遺伝子改造計画発動。日本人は全員、犬と化した。
・大男→犬男
狼男に比べて、まるで威厳がない。
・シュンスケくん、大好き→シュンスケくん、犬好き
ラブラブな雰囲気が微塵もありません。
・あの人、大食いなんだって→あの人、犬食いなんだって
赤犬がうめぇんだよ、赤犬がよ〜〜っ。

とまあ、このようにボキャブラみたいになるわけです。

ただ、この変換が癖になると、大変危険な副作用が表れます。笑ってはいけない場面で笑ってしまうのです。
先日、昼食時に社員食堂に入る時、入り口に「大食堂」と書かれているのを発見したのですが、それを癖で「犬食堂」に変換してしまったから大変。中で食事をしている人が全員犬に見えて、全員ドッグフードを食べているようで、吹き出しそうになってしまいました。食堂の入り口で何の脈絡も吹き出す男は、薄気味悪い危険なヤツにしか見えません。
また、仕事で名刺交換をする際に「大村」という人をうっかり「犬村」に変換してしまい、「この人は八犬士の一人でわ?」とスーツ姿で鞄片手に魔物と戦う様を想像してしまいました。しかもその人をよく見ると、どことなく犬っぽい顔をしていたから大変。相手の顔を見て笑うほど失礼な事はありません。私は腕をギュウギュウにつねり、必死で笑いをこらえました。

というわけで、そういう副作用に注意した上でやれば面白いので、ヒマな時にやってみてください。
面白い単語ができたら、ぜひ教えてくださいね。



  1999/04/21 no-be-